帝鑑図屏風

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帝鑑図屏風

狩野常信(1636〜1713)筆
紙本著色金地 六曲一双

十七世紀後半 縦158.4×横347.6cm


箱書きがなく、利常の寄進にかかるものではないようである。儒学を好んだ加賀藩五代藩主・前田綱紀(1643〜1728)の寄進かとも見られているが、明らかではない。画中に、安信筆の落款と朱文重方円廓印「右近常信」がある。常信の比較的若い頃の作品とみてよいのではないのだろうか。
狩野常信は、尚信の長男として寛永3年(1636)京都でで生まれた、幼名三位、後、右近という。慶安3年(1650)尚信の死(または失踪)により、15歳で家督を継ぐ。主馬と称し、養朴、古川叟など数々の号が知られている。探幽継ぐ名手と言われ、承応、寛文、延宝、宝永期の御所障壁画制作に足携わる。宝永元年(1704)法眼に叙せられ、堂六年法印となる。正徳3年(1713)78歳で没した。

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